不定期に俺の地元、須磨の名所、名店、その他のスポットを紹介したいと思います。
まずはやっぱり「須磨寺」
須磨の人なら一度は行った事があると思いますが、俺の住んでるエリアの人にとっては子供の頃から庭みたいな所です。
仁和2年光考天皇の勅命により開祖聞鏡上人須磨上野山福祥寺を建て本尊と祀る。
源平合戦において一の谷の戦いに破れた平家、平敦盛公が奉られていることでも有名です。
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平家物語によれば寿永3年2月鵯越えの坂落としにより、平家方が惨敗を喫し、海岸へと味方の船を求め殺到した。直実も平家方を追って、沖の方へ馬を泳がせている若い武将を見つけた。「後ろを見せるとは卑怯なり、返せ、返せ」と呼んだところ、若武者は馬を戻した。二人は一騎討ちとなり、共に馬から落ちて組み合いとなった。直実が勝って、首を取ろうと相手の顔を見た。あまりに美しいので、名前を尋ねると、自らは名乗らず、直実に名乗らせた。その名前を聞いて「良き名前なり、我が名は誰かに聞けば知っている者もあろう」と言って、首を差し出した。直実はためらったが、他の味方の兵士が近付くのを見て、涙をのんで、その若武者の首をはねた。その時に、若武者の腰の笛に気づいた。その戦の朝、陣中で聞いた美しい笛の音色は、この若武者のものであったのかと思いいたった。このことから、直実は、殺し合わねばならない戦の世に無常を感じ、出家を決意することになる(後に熊谷蓮生坊)。この笛が小枝の笛と呼ばれる通称青葉の笛である。
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宝物館にはこの笛も納められており、古くは松尾芭蕉、与謝蕪村らの俳人、歌人もこの笛を見るために須磨寺を訪れては俳句や歌を読んだ為、多くの俳碑、歌碑が残されています。
秋には紅葉も楽しめ、今の時期は桜も有名ですが今日はまだ3分咲きでした。
TSC
2009年4月3日
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